亡き母の恋し
冬深み亡母(はは)を恋しく思う夜窓打つ氷雨心も打つか
此の冬になって最高の寒さだと。ストーブ付けっ放しでも温度が上がりません、降り出した冷たい雨が窓を打つ。こんな寒い時亡母は良く「暖かい甘酒が良い」と作ってくれた物でした。寒く成る今頃は炬燵に入り、母が作ってくれる甘酒をふーふー吹き乍ら飲み、「もう直きお正月だね、早めに用意しなければ。」等と話した事が懐かしく思い出されて、逢いたくてたまりません。冬は母と二人で家にいる事が多かったので。牛乳嫌いの私にと、火鉢のふちの灰の中に牛乳瓶を遠火で置き暖めてお砂糖を入れて呉れた事を思いだします。年をとった今も尚。思い出に耽る時矢張り寂しいです。
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