涼風縫いて (感謝)
日陰恋う暑さの去りて秋めきし涼風縫いて鈴虫を聴く
ようように暑さがら解放され、どうやら秋めいてきました。
マッサージの先生が、鈴虫を育てていらっしゃる方に「寝たきりの患者さんが頑張っている」と話されたら、「育てるのは無理ですから、雄だけあげましょう」と、6匹を小さいプラスチックの水槽に砂土を入れ、木の枝と楊枝に差したキュウリと茄子の餌まで入れて、私の為にくださったとのことで持って来て下さいました。
「手入れは霧吹きで時々、餌は毎日取り替えて、他にも野菜少し上げれば」と、飼い方も教えてくださり、「良い声で奏でますから元気出して下さい」と、おっしゃって下さいました。
鈴虫は昼間から、変わりばんこに羽をすりあわせて、本当に鈴を鳴らすように、済んだ音色で心の中までしみいるように鳴いています。キュリや茄子は何時も有りますので、此のくらいなら私でも面倒見られるし、生き甲斐がふえました。スイカの実を食べて少し入れたら喜んで食べていました。ちなみに蛋白質をと煮干しを入れたら、其れにも寄ってきて食べています。
優しい善意の方の思わぬプレゼントに心から感謝し「大事にします」と、呉れぐれも宜しくと伝えて頂きました。
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