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2007年1月17日 (水)

19歳の処女作

身の回りの整理で学生時代の愛読書リルケの(若き詩人への手紙)が出てきて懐かしく開いたら、色変わりしたわら半紙が出てきた。見たら、もっと懐かしい私が始めて作った短歌?が書いてあったので書いてみます。
5月5日 盲腸で始めて入院の時。とあり

寝もやらずつきて看とりし母の背に済まなく詫びぬ今日は母の日
母が活けし枕辺の赤きカーネーションそっと手折りて吾が胸にさす
吾が腹を切りし白衣の若き医師日に幾度も見舞う気になる (慶応の素敵な医師)
来る筈の人の来ずして枕辺の花が優しく吾を慰む
今日も叉見舞う人無く灯の灯り一人夕餉の重湯をすする
病室の窓に寄りつつ涙ぐむ日の暮れ落ちし街を眺めて
別   草に寝て夜空の星に囁かむいとしき君に話すが如く

今此れを読み今の私と余り替わらなく、それだけ何の進歩もない事が分かり苦笑してます。若いだけ今より新鮮
天国のお母さん、此れを読んで下さい。あの時は有り難う。

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コメント

おはよう

貴女の処女作?大変新鮮で、とても全くの処女作とは到底見えません。

 失礼ながら、最近の御作より感銘を受けました。でも、素直さ、調べの良さは今に続くものがあります。進歩がないどころか、失ってはいけない純真さもちゃんとお持ちだし、どうか初心忘れないでいい歌をどんどん詠んで下さい。

 私も貴女のコメントでどれだけ勇気付けられているか、感謝してます。hiro

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